特別養護老人ホームの事例1

概要

施設

特別養護老人ホーム

名称

社会福祉法人 賛育会 東京清風園　様

特別養護老人ホームの事例紹介です。 新調理法を活用し１日あたり約1,370食の食事づくりに対応している厨房です。又、配送室を設けるなど、近隣の施設へも食事の提供が可能な設備を整えています。

厨房レイアウトの設計ポイント

• 大型のスチコン、ブラストチラー、氷水チラー、真空包装機を活用した新調理システムでの運用をしています。
• 調理室、下処理室、洗浄室へはそれぞれ必ず準備室（前室）を経ての入室する動線とし、衛生面の向上を図っております。
• 下処理室で加工した食材は次工程である調理室へパススルー冷蔵庫を介しての受渡しをすることにより交差汚染を防止しています。
• ユニットケアワゴンと温冷配膳車を活用し、利用者への最適なケアプランの提供と共に、最適な食事の提供をおこなっております。

設計厨房画像

導入した機器の一例

蓄氷式氷水冷却機

加熱後の真空パック品や汁物等が入った寸胴を冷却水の槽内循環・攪拌により急速冷却します。

電気スープケトル

主にスープ・おかゆ・ソース類等の煮込み調理に使用します。加圧された蒸気での間接加熱により焦げ付きにくい仕様となっています。

電気立体炊飯器

炊飯工程（状況）が分かりやすく操作性に優れた予約タイマー付きの立体炊飯器です。

ユニットケアワゴン

できた料理を各ユニットへ適温状態で運びます。上面のテーブルで盛付・提供サービスを行ないます。

温冷配膳車

厨房側で盛付後トレイメイクした料理を各居室へ適温状態で運びます。あとはトレーごと取り出すだけで提供が完了します。

電解次亜水生成装置

次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする弱アルカリ性の水溶液です。食材の殺菌から調理器具の除菌などさまざまな用途に使用できます。