病院の事例2

概要

施設

病院

名称

阿蘇医療センター　様　（熊本県）

地域の中核病院として関連施設等との連携を図りながら、患者様の視点に立った医療を提供されています。 厨房はオール電化（CO2の排出削減、環境エコ対応）とし、将来的に機能評価を取得できるレベルまでになりました。

厨房レイアウトの設計ポイント

• 各部品の分割調達対応が可能なコスト面を考慮した機種や、トラブル発生時にも即日訪問を厳守できる対応の迅速性から機種選定を行い、厨房の安定的運用上最も重要なメンテナンス性に優れた仕様となっております。
• 栄養管理室をセンター配置とした設計で、各セクションとの連携、コンタクトの迅速化、全体の管理体制の強化を図っております。
• ゾーニングとレイアウトは、汚染区域と非汚染区域を機器を使い分断化するなど、作業動線交差をなくし、検収～配膳、下膳回収までの一方通行化を実現。HACCPの概念を基に、衛生管理の徹底強化を主に設計しています。
• 調理員の労働環境の快適性と作業効率向上を踏まえ、空調については室温25℃以下・湿度80％以下の実現を目指し、調理室の作業スペースを広くとり、また、清掃用の排水溝（サニタリーピット）を各所に配備しています。

設計厨房画像

導入した機器の一例

スチームコンベクションオーブン

食材の芯温を管理しながらのスチーム加熱調理により安心、安全で美味しい料理を提供できます。

ブラストチラー

加熱後の食材を冷風の循環により急速冷却し、病原菌の発育至的温度帯を短時間で通過させます。

IH調理器

CO2や不完全燃焼ガスが発生しないので、周りの空気を汚さずお客様にも働く人にも快適な環境を提供します。

電気式回転釜

煮込み料理はもちろん、炒め物やボイルなどマルチにこなせる電気回転釜。排熱もわずかでいつも快適厨房、空調などの省エネにも貢献。

電気式炊飯器

省電力タイプで節電をバックアップ、白飯、無洗米、炊込み、お粥の炊飯がで、炊き上がりもお好みで調整可能です。

コンベアタイプ食器洗浄機

コンベア運転で連続的に大量洗浄処理が可能、シンプル構造で使い勝手のよさやメンテナンス性に配慮されております。