食事の適温配膳をしたい
適温配膳について
食事提供の際にあたたかいものはあたたかいまま、冷たいものは冷たいままで、できたての風味・おいしさをそのままお届けできる、それが食事を提供する側にとってもいただく側にとっても最良と言えるのではないでしょうか。
カウンター越しのお客様へできたての料理を直ぐにお渡しできる小さな店舗が正に理想!ではありますが、大量調理を行う病床数・入所者数の多い大きな病院や福祉施設などでは厨房室と喫食者との間にある物理的な距離はもちろん、調理そのものから盛付 |
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や配膳の方法に至る全てのプロセスに於ける条件・事情が全く異なるため、これを単に米飯・汁物・温菜・冷菜などのメニュー全てが揃うのを待ってそのまま運ぶとした場合には、当然温度も風味も落ちてしまい更には衛生的にも劣るものしか提供できない状態となってしまいます。
厚生労働省の大量調理衛生ガイドラインには「調理終了後2時間以内の喫食が望ましい」との指針があり、これをクリアーするとともに品質の低下をいかに抑制するか(加熱が終わった料理を冷まさずに、冷菜は冷たいままの状態で、効率的に早く喫食者のもとへ届けられるか)が、特に中央配膳方式をとられている施設での最も重要な課題となります。
どの施設でも食事の時間は何時からと明確に決まっています。しかしながら、調理する側は目標とする時間から逆算して作業を進めても人の手で行うことには必ずズレが生じるため、遅れることのないよう少し早めに始めざるを得ず、これにより少し早めに出来上がった料理でも早めに配膳する訳にはいきません。ここが小さな店舗やご家庭での食事と大きく異なるポイントとなります。そうしてできた料理を「お食事の時間に」ジャストタイミングで提供するまで、温・冷それぞれ適温に保ち品質面と衛生面を良い状態のまま喫食者のお近くまで運べるように作られたのが、「温冷配膳車」です。
そしてこの温冷配膳車、国内に広く普及して20有余年が経ち今や数々の機能でより便利に安心してご使用できるよう進化し続けております。
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配膳車プール例1 |
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天井からリール式専用コンセントを下して電源を確保します。 |
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配膳車プール例2 |
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レイアウト上、盛付コーナー側に配膳車を置くことが最も効率的です。 |
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配膳車プール例3 |
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両側からのトレーセッティングを考慮したスペースを確保します。 |
機種選定について
日本給食設備では、ご施設ごとの「適温配膳」の事情に最も適した温冷配膳車をご提案させていただきます。
機種選定のポイントとなる主な仕様や機能をご紹介いたします。
フラットトレイ・レギュラートレイ |
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レギュラートレイに加え、仕切りがなく食事の際、喫食者が自由に食器を配置でき、且つ清掃性にも優れたフラットトレイも選択可能です。 |
電動アシスト走行 |
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軽く引くだけでモーターの力でついてくる自走式、人の手で押したり引いたりするには困難なスロープやちょっとした段差などもらくらくクリアできます。 |
バックモニター |
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バックする際、大きな本体の死角となる後ろ側をモニターで確認できます。安全第一です。 |
庫内水洗いOK |
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庫内は水洗いも可能です。また、トレイホルダーや扉パッキンも取り外しができて清掃性が良く衛生的です。 |
集中ドアロック |
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スイッチ一つで全てのドアをロックできる機能です。走行中不意に開いたり、子どもがいたずらで開けたりするトラブルも抑止できます。 |
静音キャスター |
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走行性能のアップした静音キャスターの採用により、走行時のノイズと振動を軽減します。 |
リバーシブルタイプ |
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温蔵・冷蔵のスペースを均等にすることで、温食メイン・冷食メインいずれのメニューも同時にセットが可能になります。 |
脱臭オゾナイザー |
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庫内に篭るニオイ、その原因となる成分もオゾンにより分解脱臭します。 |
バンパーセンサーブレーキ |
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障害物に接触した瞬間に配膳車を停止させる機能です。バックでエレベーターに載せる際などに安心です。 |
主な製品の紹介