3槽シンク
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今春新たに認定こども園へ移行される幼稚園にて増改築工事の調理室の設計をさせていただき先日完了しました。
新たな計画では調理室面積がしっかりとれている為、隣接する下処理エリアも広めに配備することができました。
下処理エリアには3槽シンクを設置しましたが、3槽とする理由は例えば野菜が納品された場合は1槽目でしっかり汚れを落とし、2槽目～3槽目に移していく毎に
よりキレイな水で洗い落としていくという流れがとれます。これはコンベア式の食器洗浄機と同じような流れですね。
ちなみに大型の調理施設であればこれらの3槽シンクを肉・魚用、野菜用などと各専用で設けるケースが基本となっています。
3槽シンクで食材を洗い終えたら隣接する水切台でカッティング等をしていきます。水切台の下には包丁まな板殺菌庫を組み込んでいる為、とても便利かと思われます。
又、殺菌庫の隣を空間としてここにはゴミ箱を収容しておくことが可能です。
下処理室をしっかりとることで地元でとれた無農薬野菜などもを安全且つ衛生的に提供できますね。
保育園の食事は食育の概念から子供達の成長にとって大事な位置付けであるとのコンセプトにより今後もお客様と関わりを持っていきたいと思います。
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