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2015/06/13

紫外線殺菌!

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こんにちわ!皿(手描き)と申します。5月は夏日が多く「もう夏が来た」と思っていましたが6月に入ってからは寒暖差が激しく夜間なんかは半袖でいると寒い位の気温になってしまいました。梅雨入りした地域もありますます体調管理には気を付けたいところです。(この時期は気圧の変化で体のあちこちに不具合が出ることが多いそうです。その話はまたいつか。)

さて、わたくしはそんな寒暖差や気圧の変化や、雨の中のチャリ通勤よりももっと恐れているものがあります。
「細菌」と「ウィルス」…食中毒です!!!!!
細菌は温度や湿度など条件がそろうと食べ物の中で増殖し、それを食べることによって食中毒を引き起こす…一方ウィルスは自ら増殖はしませんが、食べ物を通じて体内に入ると腸管内で増殖し食中毒を引き起こす…なんて恐ろしい……。
細菌が原因となる食中毒は夏場の6~8月に多く発生します。代表的な細菌はご存じの方も多いかもしれませんが、腸管出血性大腸菌(O-157、O-111等)、カンピロバクター、サルモネラ菌です。室温(約20℃)で活発に増殖し約35~40℃くらいの温度で増殖のスピードが早くなるようです。また、湿気も好むためこの梅雨の時期に食中毒が増え始めます。※ウィルスの代表ノロウィルスは、調理者等から食品を介して感染する場合が多く、あとは二枚貝から感染することがあります。特に冬に多く発生します。

食中毒を引き起こす細菌やウィルスにはどのようなものがあるのか…知っておきたい食中毒の主な原因をあげていきたいと思います。腸管出血性大腸菌(O-157、O-111等)、カンピロバクターは食肉などに付着し、その肉を生で食べたり、十分に加熱されていない肉を食べることによって発生します。乳幼児や高齢者などは重症化し、最悪死に至ります。サルモネラ菌は食肉の他に卵などが主な原因になる他、ペットやネズミなどによって菌が食べ物に付着する場合があります。他、土がつきやすい穀類や豆類、香辛料などが感染源となるセレウス菌、自然界に広く分布し、調理する人の手や指に傷があったり化膿しているときに食品を汚染することのあるブドウ球菌などがあります。

生肉食べない!十分に加熱する!…と気を付けていてもそれらを調理する道具はどうでしょう…?特にまな板と包丁!手指にも細菌が付着するのであれば道具にもついているはず。これはどうにか殺菌をしたいところです。
細菌を死滅させる方法の一つとして紫外線の殺菌があります。紫外線殺菌は特殊な紫外線を照射するランプを用いて、対象物の表面に付着したあらゆる菌種を死滅させます。
紫外線についての詳しいお話は今回しませんが、(長くなる上に難しい^^;)包丁まな板殺菌庫(殺菌灯式)のご紹介をしたいと思います。
まずはこんな機械です↓

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このような機械に包丁やまな板をセットします。殺菌灯は蛍光管のような見た目をしています。この殺菌庫ですが、1000時間使用後の15W殺菌ランプを使用し50cmの距離より寒天培地上の菌を照射する試験で大腸菌の場合15秒後には97.5%、60秒後には残菌ゼロとなりました。ただこれはあくまで試験結果で殺菌庫に設置された殺菌ランプは収納物に対して直行光を当てられない箇所があります。しかし、庫内を乱反射させることにより隅々まで効果発揮する設計となっております。反射をすると紫外線の強度は落ちますが時間を掛けることで同じ効果を得ることができます。実際に試験結果では3時間後には菌の生存は確認されませんでした。

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この殺菌灯は寿命があり約3000時間程度と言われており、1日3時間程度利用した場合ですと約1000日もちます。ただ殺菌灯は点灯していても寿命がきたり、汚れたりしますと殺菌効果が落ちてきてしまいますのでご注意ください。1日の使用時間より計算して、定期的に交換することをおすすめします。弊社でももちろんこの殺菌灯を取扱いしておりますので是非ご利用くださいませ。

<紫外線殺菌庫の紹介ページはこちら>

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