厨房改修

こんにちは!技術部のロンです。
今年もあっという間に5月に入り、ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。最大で10連休という方もいたようですが、みなさんはいかがすごされましたでしょうか。私は日帰りでしたが久しぶりに奥多摩の方にある山に登り、途中からはかなりバテバテでしたがとてもいい汗をかきました。
さて、本題に入りたいと思いますが今回は「厨房改修」についてです。
弊社の得意としている仕事のひとつに厨房の改修工事があります。最近は床の老朽化に伴う床改修工事をされるお客様がとても増えてきています。
厨房改修といいましてもさまざまな工事があり、内容によっては非常に高いスキルが求められる分野であると私は思っています。
大規模改修となった場合は現在使用中の厨房から衛生面、作業効率化、厨房環境、新たに導入する機器の仕様等全てにおいて向上させることが目的となり、それらをより深く追求していくことにより現場状況の確認・栄養士様・調理員様・施設の管理課との打合せがより綿密になってきます。
より追求していくほど現状の厨房から大きくレイアウトが変わってくるケースが多く、この場合には現存している各種設備の範囲内で施工が可能かどうかの調査が非常に重要となってきます。もちろん費用的なことも含まれますが、それらがどこまで可能なのかを早い段階ではっきりさせておく事が非常に大事です。
例えば
・排気フードの移設・追加は可能かどうか
・不要な壁があった場合、取り壊し可能な壁かどうか(法的な観点も含めて)
・床排水の移動や追加
・機器側で電気及びガス容量が増えた場合の熱源の確保
・レイアウト変更により現存のスプリンクラーの位置は問題ないかどうか
・上記同様でエアコンの位置及び照明の位置は問題ないかどうか
その他
・所轄の消防署及び保健所への申請
・改修中の食事提供はどうするか
・工事期間はどのくらいいただけるのか
内容によっては実際に工事を開始してみないと分からない部分もありますが、これら上記の事柄を後回しにしてしまいレイアウト変更だけを先行で進めてしまうと、後からやはり工事が出来ないなどということになりせっかく進めてきたレイアウトもやり直しになってしまいます。
又、全てを新しくするという発想だけでなく現状の設備はそのまま活かし、それらを考慮したうえでのレイアウト変更なども大事なことと考えます。
これらのことを踏まえトータル的にうまく進めていくには、やはり長年の経験が問われてくるように感じます。弊社の営業部では新規工事はもちろん、床改修をメインにした厨房改修工事のノウハウのあるメンバーが揃っていますので厨房の改善等をお考えの際は是非とも日本給食設備へお問い合わせ下さいませ。