HOME > ブログ > 保育施設の調理室
業界情報
2016/12/02

保育施設の調理室

ブログ

技術部のロンです。今年も残すところあと1ヶ月となってしまいました。
11月には都内では54年ぶりとなる降雪もあり、例年と違う寒暖差に身体がうまくついていけるかとても心配ですね。皆様もこれから流行るといわれているインフルエンザやマイコプラズマ肺炎などに気をつけてください!

さて今回は調理室の設計についてのお題で進めていきたいと思います。
ジャンルは保育施設(保育園・幼稚園・こども園)です。
厨房設計図面イメージ
まず、調理室を設計するにあたり「面積はどのくらい必要ですか」というご質問をいただくことが多いのですが、この質問実は非常に難しく、食事をする児童数及び職員数によってある程度の目安で回答はできるのですが、実際にレイアウトを進めていくにあたり施主様側のご要望を反映させていくにつれ状況が変わっていったりするケースも少なくない為、初めの目安とのギャップを考えると「厨房設計も千差万別であり一概には申し上げ難い」というのが正直なところなのです。

いただいた区画内で必要最小限の機器をある程度のイメージで配置図面化することは可能ですが、食品庫などの収納スペースの充実・離乳食の専用エリア・休憩室・更衣室・事務室・調理員専用トイレ等を求められた場合は、少しでも広めの面積を確保していただければ・・・と思います。

保育施設での調理は「昼ごはん」と「おやつ」のみの対応(朝食と夕食は無し)であることや全体の計画段階において児童ルーム側の制約や諸条件を優先して設計していく為に、スペース的な面で調理室はその煽りを受けることが多々あります。(少々表現が悪いですが、、、)
ただ、近年は食育を重視している施設も増えてきており、調理室を優先に考えていただき、場所もメインエントランスに隣接させるなどオープンキッチンの発想に近い「見える厨房」にするご施設も増えてきました。私達にとっても非常にうれしいことであります。

保育園の調理室見える窓_その1 保育園調理室見える窓_その2 保育園の調理室見える窓_その3

「食育窓」といって子ども達が調理風景を見られる窓がついているような調理室であれば、調理員の方々もお手本としてよりキレイに衛生的な環境を保とうとする意識も高まり、色々な面でプラスの作用が出てくると思います。


食育に気を使われている施設で主に導入されている製品としましては下記がありますので参考としてください。
●電解次亜水生成器やイオン水生成器などの水処理装置
●ブラストチラー(料理の急速冷却、粗熱取りはもちろん、お茶の冷却やデザート作りにも重宝しているようです)
●IH調理器低輻射仕様のガス機器(調理室内の環境面を考慮)

電解次亜水生成装置 小型ブラストチラー 業務用IH調理器

この時期の子どもにとって食事はとても大事な教育の1つでもあると思います。
これからもみなさまのお役にたてるよう頑張ってまいりますのでよろしくお願いします。

電解次亜水生成装置の詳細はこちらから
<ブラストチラー製品紹介はこちらへどうぞ>
<IH調理器の製品紹介はこちらへどうぞ>
<低輻射熱機器例その1:ガス回転釜>
<低輻射熱機器例その2:ガス炊飯器>

<その他、厨房設計に関するお問合せやご依頼はこちらへどうぞ>

Facebookで更新情報をチェック!