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2016/12/12

食器洗浄機のトリセツ。

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こんにちは、営業部業務課のモジャモジャ君です。
先日NHKの某テレビ番組で紹介されていた「クリーム豆腐」を実際に作ってみたのですが、100円の豆腐をフードプロセッサーを使ってクリーム状にするだけでコクとうまみがアップして美味しくなるんです。しょうゆや薬味もいらないおいしさなのですが、ごはんにかけて食べてもオイシイ!また、メープルシロップをかけてヘルシーデザートにしたりといろいろアレンジメニューが出来そうです。作り方は水切りした絹豆腐1丁をフードプロセッサーへ入れ、スイッチを入れて30秒ほど回すだけ、フードプロセッサーがあれば安くて簡単に作れるので興味のある方は是非お試しください。
クイジナートフードプロセッサーによる豆腐の撹拌(前) クイジナートフードプロセッサーによる豆腐の撹拌(後)  クイジナートフードプロセッサーDLC-NX

<フードプロセッサー商品紹介ページはこちら>


では本題です、今回はトリセツシリーズ第三弾、「食器洗浄機のトリセツ」を書かせて頂きます。
業務用食器洗浄機はドアタイプやコンベアタイプ等様々な種類がありますが、今回は学校さん(単独校式など)にて良く使用されるすすぎ用フラットコンベアタイプ洗浄機を中心にご説明します。お使いの洗浄機と仕様が違っているかもしれませんが参考として頂ければと思います。コンベア式食器洗浄機は大量の食器やトレー等をコンベアに乗せた状態で連続して流し、洗浄を短時間で行う為の機器です。では、食器洗浄機の点検事項・使用上の注意事項・お手入れ方法を確認しましょう!

フラットコンベアタイプ食器洗浄機  単独校調理場食器洗浄機設置例

まず点検事項
●満水センサー(フロートセンサー)および洗浄タンク内部満水時の水面位置に汚れが付着していないかの点検。
※この部分が汚れていると満水センサーが感知せず、洗浄タンクへの給湯が出来なくなります。汚れの付着がある場合は清掃して下さい。
●満水センサー、食器ストップセンサー(光電管センサー)、非常停止スイッチの動作確認(下記写真参照)。
※それぞれセンサーが正常に働かないと給湯されなかったり、食器が落ちて割れたり、非常時に機器が停止しないことが起きます。正常に作動しない時は修理を依頼して下さい。
●シャワーノズルパイプの脱着、ノズルが詰まっていないかの確認(下記写真参照)。
※ノズルに詰まりがある場合は先の尖ったものでノズル穴を突っついて取り除いて下さい。
●出入口と側面カーテンが劣化(汚れ、破れ等)していないかの確認。
※カーテンが劣化していると水がはねてしまいますのでカーテン部品を注文して下さい。
●コンベア棒の変形(曲がり、歪みなど)がないか、コンベアブロックの破損(割れ、欠け等)がないかの確認(下記写真参照)。
※変形・破損のある場合は食器の嚙みこみが起きたり、更にコンベア破損を拡げてしまう可能性があるので部品交換修理を依頼して下さい。スムーズに動いていない場合も修理依頼して下さい。
●十分な給湯量が出ているかの確認。
※給湯量が不十分な場合は、配管や機器内部品の詰まりや不具合が考えられますので修理依頼して下さい。

食器洗浄機タンク満水センサー 食器洗浄機コンベアストップセンサー 食器洗浄機非常停止スイッチ
食器洗浄機シャワーノズルパイプ 食器洗浄機コンベア歪みのイメージ 食器洗浄機の十分な給湯量

次に使用上の注意事項
●洗浄機を使う際は必ず給湯器の設定温度を75℃以上にして下さい。食器等の汚れ(特に油汚れ)が落ちやすくなります(下記写真参照)。
●石けん水をタンク内に入れないで下さい。
※洗浄水が泡だらけになってしまい、ポンプ部品故障の原因となり、洗浄機内の配管やタンク内汚れの付着原因となります。
●コンベアスピードを上げ過ぎないようにして下さい(下記写真参照)。
※スピードコントローラーで速度を変えられますが最高速度付近は事故やケガが起きやすい為、中間位までの速度をおすすめします。そうすることにより食器の汚れも落ちやすくなります。
●調理作業中に食材やスプーン、フォーク等器具等をコンベアの上に直接置かないようにして下さい。
※食材は衛生面上良くありませんし、スプーン・フォーク等小さい物はコンベアのすき間に挟まると作動しなくなることがあります。

食器洗浄機の給湯温度設定 食器洗浄機のコンベアスピード設定

最後にお手入れ方法ですが、
●油汚れが付いていることが多いので柄の長いブラシ等でよくこすって汚れを落とし、手の届かない場所の汚れはホース等の水圧で電気部分に水がかかならいように清掃して下さい。
※電気部品に水がかかると漏電し、感電の危険があります。
●洗浄機のゴミ受けカゴ、食器投入の縁部分等各部品で取り外せる箇所は外して清掃をお願いします。

洗浄後の食器に黒い付着物が付くことがあるとお問い合わせを頂くことが有ります、これはすすぎが不十分な調理油、石鹸カス、汚れ等が混ざったものが原因の可能性が高いので毎日の作業終了後には念入りに清掃を行ってください。

以上、洗浄機は毎日使用する衛生管理に欠かせない機器です、日ごろからキレイに清掃し、使用上の注意をよく守って大切に使いましょう。

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