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2017/12/25

キッチンバサミの選び方

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こんにちは、管理人です。クリスマスのプレゼントと言いたいところ大変恐縮ですが、今日は商品の宣伝です。
最近は業務用厨房でもご家庭でもキッチンバサミを使われる方が増えているんです。食品加工の現場では、刃こぼれの心配も少なく作業安全面や衛生面、技量の差をなくし平準化したオペレーションを推進する上ではこのキッチンバサミが大きく貢献していると聞きます。調理をされる方なら同意していただけると思いますが、昆布や海苔などは包丁よりもキッチンバサミの方が切り易いですよね!その他細い万能ネギやタコの足、焼き肉屋さんで肉を切ったりするところも最近見かけます。もちろん包装を切り開けたい時にも使うし・・・、でも本当に包丁よりも取扱いが簡単で便利に使える場面がたくさんあるんです。
そんなキッチンバサミ、色々なものが出回っていますが、どれを選ぶのが良いのでしょうか。
オールステンレスセパレートキッチン鋏_パッケージ画像 オールステンレスセパレートキッチン鋏_本体画像

まずは、刃の長さ(刃渡り)ですが、短いよりはある程度長い方が切り易いです。食材に対して刃を入れたときワンストロークで切れる距離が短いとその分作業に時間がかかります。刃渡り6㎝以上のものを選ぶのが良いかと思われます。
その次に材質ですが、硬ければ硬いほど切れ味も良く長く使えます。ハサミの刃を研ぐのは難しく高い技術がいるようで、一般的には不可能と考えて切れ味が悪くなったら新しいものに交換するのが良いでしょう。だからこそ、硬い材質で長く使えるものを選ぶことをお勧めします。ステンレス鋼の中でもハイカーボンのもが良いと言われてます。
更にハンドルの大きさと握り具合ですが、まぁこれは完全に好みの問題になります。親指側ではないもう一方に入るのは指2本でも3本でもいいのですが、握ったところでぶかぶかにならず少しきつめに安定する(グラつかない)くらいのサイズが私のお勧めです。
そしてもっと細かい所で、片側の刃がギザ刃になっているもの。これはギザギザで油分の多い食材(肉や魚など)も滑らずしっかり挟み込んでスムーズに切れるようにしているちょっとした工夫です。
最後に衛生面の工夫でもうワンポイント・ツーポイント、最近ではHACCP等に興味を持たれている方も増え、衛生面での危機管理、危害分析なども進んできております。キッチンバサミを含め調理器具全てをより衛生的に保ち使用するため、清潔・清掃性向上は大切な部分です。この小さなキッチンバサミでも菌などが入り込む箇所を限りなく失くす工夫として、刃が片側ずつ分解して中央の重なり部分も簡単に洗えるセパレートタイプ、ハンドル部分が樹脂などを取り付けたものではなく刃から一体で継ぎ目もない共柄タイプがあります。
キッチンハサミ_セパレート分解イメージ キッチンハサミ_握ったイメージ

今回ご紹介するのが、この全てを網羅したプロ用包丁製造も手掛けるメーカーのキッチンバサミ。
「オールステンレスセパレートキッチン鋏」なのです。
食器洗浄機や煮沸消毒、紫外線殺菌や熱風消毒保管機などの使用もどんと来い!
¥2,500-(税別)(送料別)


ハサミつながりでちょっとお役立ちネタ
ハサミの刃ってよく見ると包丁やカッターほど薄く研がれてはおらず、どちらかと言えば強度重視な感じである程度の厚みがあり、差ほど尖ってないものが多いですよね。文房具のハサミなら指で触るくらいなら大丈夫って感じもしなくもありません(※怪我をする危険性があるので触らないでください。また、医療用のハサミ、美容師さんのハサミ、裁ちバサミなど尖っているものもたくさんありますのでご注意願います)。
世代によっては馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、昔からある何枚も重ねた紙をまとめて切る裁断機を思い出していただくとわかり易いのですが、あれって角と角で挟むというかこすり合わせる感じですよね。ハサミって包丁やカッターのように単体を引いたり押したりなぞり切るのではなく、その名の通り基本は角と角で物をさみ込んで切る仕組みになっているのです。
その原理を利用した【裏ワザ】、出先や災害発生時など、ハサミがなくて素手でなかなか開けられない袋などを切りたい時に役立つものが「10円玉2枚」なのです。10円硬貨の縁は角になっているので2枚で上手く挟み込むとハサミのように袋を切ることができます(ギザジューは角がなく丸っこいので不向きです)。やり方は、写真のように硬化2枚で袋を挟み込みスライドさせるだけ、こつを掴むと意外と簡単に切れます。避難所等でハサミが無い時などは知っておくと便利です。(警視庁災害対策課のページでも紹介されていました)
10円玉2枚でハサミの代わりに!


今後も皆さんのお役に立つネタを紹介していきたいです。

厨房に関するご質問・お問合せお待ちしております。

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