HOME > ブログ > ガス式厨房機器
業界情報
2017/03/27

ガス式厨房機器

ブログ

営業部のポチです。こんにちわ!
卒業のシーズンも終わり、そろそろ桜の季節がやってきますね。
この時期は、弊社で計画してきた保育園等の調理室の案件が最終段階に入り、4月からの開園を前に連日設置工事におわれています。新しく入園してくる児童にも給食を楽しく通ってもらえるようにがんばります!

話は変わりますが、先日小学生の子供を連れて小平市にあるガスの歴史博物館『ガスミュージアム』に足を運んできました。こちらでは過去の懐かしい広告やCMも見れたりと大人でもなかなか楽しめて、なんと入館も無料です!又、古くからのさまざまなガス機器も展示されており、もちろん厨房機器もたくさん置いてあります(僕自身はここに興味があった訳です)。

ガスミュージアム厨房機器展示風景 昔の業務用ガス台 昔の業務用卓上ガスコンロ

火を使って調理するガス台については、昔から現在も根本的な部分は変わっていないのだなと思いました(^^)。但し、現在は立消え安全装置が付いたりと、安全性は配慮されてきています。
ガス式の冷蔵庫というとても興味深いものもありました。また、ご年配の方はご存知かもしれませんが、昔は街灯までもガスを利用していたようですね。そう言えばどこかの温泉地で見たことがあったようなないような・・・。
昔はあらゆる製品の熱源としてガスに頼ってきていたのだなぁ・・と改めて思いました。

ガス式冷蔵庫 昔のガス炊飯器 四面式ガストースター

現在の厨房においては「オール電化」というネーミングがあったりと昔に比べて電気式の製品の普及により、多くの厨房機器でガス式と電気式が選択できるようになってきました。

従来ガス式の場合のひとつのデメリットでもあった輻射熱による厨房環境に与える影響も、昨今では、以前このブログでも紹介させていただいた『涼厨』でおなじみの低輻射仕様の普及が進んでおり、各社から多くのラインナップが出ています。
これらの選択により厨房環境は昔に比べ格段に良くなってきている訳ですね。

電化厨房が増えてきた中でも、やはり鍋やフライパンを使っての加熱調理においては、火を使うガス台を望まれる調理師さんも多く、IHコンロ等の電気式との選択肢で悩まれるケースがあります。
最終的な考えとしてはガス式・電気式にそれぞれ利点があるので、調理の用途に合わせて両方の熱源をうまく活用していくことが最良かと思われます。
そこにはもちろんイニシャルコスト・ランニングコスト等のコスト面においての総合的な計画もとても重要です。
又、災害時のライフラインの確保(熱源をひとつに絞らない等)を考えに入れておくことも大切ですね。

P.S. ガス式冷蔵庫がどうやって冷えるのかは、ガスミュージアムに行って確かめてみてください。

<厨房のことなら何でもお気軽にお問合せ下さい>

Facebookで更新情報をチェック!