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マメ知識
2017/07/26

ローストビーフが身近になった!

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こんにちは、管理人です。
突然ですが、実は私ローストビーフを食べる機会が増えました。
ローストビーフ(英:roast beef)は、なんと伝統的なイギリス料理のひとつで、牛肉の塊をオーブンなどで蒸し焼きにしたもの。焼きあがった後は薄めにスライスして、すりおろし玉ねぎなどを入れたグレイビーソースをかけて食べるのが基本。中身をほんのり赤みが残る程度に焼き上げるのが最上とされています。

ひと昔前は目にすることも稀で、パーティーオードブルや高級店などのみで提供される贅沢品のイメージが強かったのですが、最近はスーパーマーケットの惣菜としてもよく見かけますし、ローストビーフ丼などもブームになって提供している店舗が急増していますね。
赤身でヘルシーなところは女性にも人気で、熟成肉ブームに乗っかった感じもあり、更に2015年の生肉規制で生肉を封じられた肉好きの人もこのレア肉に救いを求めているのかもしれません。
が、しかし!なんといってもスチコンやブラストチラーなどの調理機器の普及により、難しかった調理が簡単にできるようになったことが大きいのではないでしょうか。

厚切りローストビーフ セルフクッキングセンターscc101

はじめに牛ロース肉をタコ糸でしばって形を整え、塩・胡椒などをすり込んでからスチコンのホットエアーモード300℃程で短時間で表面にこんがりと焼き色をつけます。ここまでならフライパンでもできます。その後、芯温設定50℃前後のスチームコンビモード120℃程(機種やレシピによって異なります)の低温加熱調理でじっくり火を入れます。この火加減が従来のガスオーブンでは難しかった訳ですね。スチコンなら強すぎず弱すぎず完璧な火の入れ具合を自動で制御してくれるので、美味しそうな見た目のレア感・ミディアム感も含めた品質にムラのない調理が誰でもできるようになりました。だからこそロースビーフ丼なども庶民である私たちもいただけるようになったのです。

加熱工程後に常温で少し肉を落ち着かせたり、ブラストチラーを使用して急速冷却する場合もあります。また、香味野菜と一緒に加熱調理を行ったり、薬味と合わせて真空パックした状態のまま低温加熱する方法など、細かなレシピは作り手の方々によって様々ではありますが、スチコンの登場そして機能・性能の向上により火加減に経験や勘など職人技が必要なくなった分、それ以外分部で調理人のこだわりを考える時間が持てるようになったと言えるのではないでしょうか。

そんなスチコン=スチームコンベクションオーブンは、ローストビーフ以外にも加熱調理のほぼ全てに対応できる性能を有しており、昨今業務用厨房ではなくてはならない存在となっております。そしてその性能の進化はさらに勢いを増しております。テストキッチンでのデモンストレーションなどもご案内しておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。

CSW-G101 SCOS-RHP01 SCC101

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