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マメ知識
2018/05/24

紫外線殺菌について

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こんにちは、業務課ナミチキです。
5月に入りそろそろ日差しが気になる季節ですよね。
実は夏本番ではなく5月からも紫外線が強くなっています!!
日焼けを気にされている方はご存知かと思いますが、紫外線は3種類に分けられています。
・UV-A (肌奥の真皮まで届く)
・UV-B (肌表面に炎症を起こす)
・UV-C (特に有害な紫外線)
UV-C波はオゾン層によって吸収されるので地上で影響があるのは、UV-AとUV-Bです。
この肌奥にまで届くUV-Aが多いのが5月と言われています。
(日焼け止めが苦手で水みたいなやつはないのかと毎年思う私です(-_-;)
今から紫外線対策をはじめないといけないなんて気が重いですよね・・・
直射日光直火焼き
そんな紫外線ですが、実は良い面もあるのです!
今回は紫外線のもつ殺菌効果についてご紹介したいと思います。

そもそも紫外線ってなんなのでしょうか?
広い意味では「光」に属しますが人の目には見えません。
簡単に説明しますと、紫外線は※電磁波の一種です。

※電磁波とは、電界と磁界がお互いに影響を与えながら空間を高速で伝わっていく波のことです。
電界:下敷きをこすって頭の上にもっていくと髪の毛が逆立ちます。摩擦によって+または-の電気を帯びた電荷が発生し、周りの空間が電気的な力を帯びるようになったからです。このような空間を電界といいます。
磁界:棒磁石のそばに鉄の球をおくと磁石に引っ張られてくっつきます。これは磁石の中の電気を帯びた電荷の運動によって、周りの空間が磁気的な力を帯びるようになったのです。このような空間を磁界といいます。
両方の性質が、大きくなったり小さくなったりして波のように空間を伝わっていくものを電磁波というのです。
電磁波イメージ図
  ピンク:磁界    青:電界 
ここまで読んでイメージできましたか? 私はもちろん何が何やらちんぷんかんぷんです。
でももう少し続けます!
電磁波には長さがありおおまかに下記のよう分かれています。

光より波長が短い:γ(ガンマ)線、X線等 放射線
<広い意味の光> 目に見えない:紫外線
         目に見える :可視光線 虹の7色
         目に見えない:赤外線
光より波長が長い:マイクロ波、放送用電波
 
電磁波の波長別名称
なんだか知っている単語がいろいろ出てきました。いわゆる何もかもが電磁波ってことにしちゃいましょう(雑)!

紫外線は波長10~400nmの目に見えない電磁波です。
波長320~290 日焼け(ビタミンD生成)
波長280~240 殺菌効果
波長210~185 オゾン発生

殺菌作用は波長253.7nm付近が最も強く特に殺菌線とよばれていて、殺菌灯には波長253.7nmの紫外線を特に強く発するように作られているため強い殺菌効果があります。殺菌灯の殺菌力は直射日光に含まれている350nmの紫外線の約1,600倍に達します。

紫外線による殺菌のメカニズムとは、
紫外線はウイルスや細菌のDNA情報(核酸)に直接損傷を与えます。細胞内の核酸に紫外線が当たると核酸が化学変化を起こし新陳代謝が害され増殖能力を失います。更に照射量が多くなると、原形質が破壊され死滅します。

包丁まな板殺菌庫の製品説明でも触れていますが、(包丁まな板殺菌庫のブログはこちら)殺菌灯には寿命があります!!
約3000時間といわれており(点灯していても効力が落ちてしまいます。) 1日3時間程度利用するとして約1000日もちます。
使用状況により異なりますが、使い始めて今日で1000日目!なんて記録を付けている方はいらっしゃらないはず(汗)
今使っている殺菌灯は大丈夫?と気になった方は当社にお問い合わせ下さい(^^)

殺菌灯の効果イメージ 殺菌庫(プレート等収納タイプ) 殺菌庫(扉を開けた画像) 殺菌庫(スリムタイプ)
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。猛勉強中のナミチキでした。

<包丁まな板殺菌庫の製品紹介ページはこちらへ>

<その他、お問合せなんでもお気軽にこちらから>

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