HOME > ブログ > スーパータフ加工の内釜紹介
お役立ち
2018/10/27

スーパータフ加工の内釜紹介

ブログ

こんにちは。業務課大坂です。

いきなりですが、回転釜を購入する際内釜選びはどのように選んでいますか?
材質が色々あるので、用途に適した内釜を選ぶ必要があります。
以前に内釜選びについて紹介しているブログがありますので、ぜひ併せてご覧ください♪

そんな中今回は、「スーパータフ加工」の内釜に特化してご紹介したいと思います。
「スーパータフ加工」とは、鉄釜の新しい表面硬化法です。
耐摩耗性、耐疲労性、耐腐食性、耐熱性の向上を目的として、航空部品や自動車部品建設機械に至るまで様々な分野で使用されている処理方法を基に開発され、厨房業界初の製品化となりました。
南部鉄器に代表されるように、鉄は古くから鍋、釜、フライパン、各種調理器具の材質として重宝されてきました。熱伝導率が高く、高温にも耐えられますがその反面錆びやすく、焦げ付きやすく、傷つきやすい等の手入れが難しいイメージがありました。そこでオススメさせて頂きたいのが、「スーパータフ加工」です。
このスーパータフ加工は、特殊な表面加工により錆びにくく、傷がつきにくい、しかも人体に害のない安全な特殊浸透加工なのです。

~スーパータフ加工の3つの特徴~
①使いやすさ
煮物・炒め物など幅広い調理にご使用頂けます。
鉄は油との相性が良く、熱伝導が良い為、弱い火力で調理して頂けますので焦げの少ない調理が可能で、省エネにも繋がります。
鉄分が食材に浸透し易く、鉄分補給(※1 )に効果的です。
スーパータフ加工調理中 

(※1)鉄分について
学校給食での鉄分補給の切り札として、これまで「ひじき」が重宝されてきましたが成分表の改定に伴う変更で、お困りになっている自治体は非常に増えてきております。
一般的に鉄分の多い食材はレバーやほうれん草ですが、レバーは給食では使いづらい食材ですし、ほうれん草は原材料費が高く使う頻度を増やす事はできません。
鉄釜からの鉄分を栄養成分として明記することは出来ませんが、補助的に摂取量を増やすことが出来ます。

②お手入れ簡単
焦げ付きにくい為、掃除が簡単に行えます。
 スーパータフ加工調理後スーパータフ加工洗浄後
 
スーパータフ加工は表面が乾燥していれば簡単には錆びません。従って、使用後は水分をしっかり拭き取り、よく乾燥させて下さい。よく乾燥させて頂きますと油を塗る必要もありません。


③安心・安全
表面にコーティングする加工ではなく、鉄を空気中にある元素と浸透結合させ硬化する加工技術を用いている為、コーティングのように剥がれることがありません。
人体に無害で安心してご利用頂けます。高硬度(処理前の約5倍)耐摩耗性に優れています。
 大量調理の現場では油返しに使う油も大量になりますが、スパータフ加工の内釜では、50cc以下の油でもキッチンペーパー等で表面に塗り広げ十分になじませる事が可能です。

材質の違いによる特徴をまとめますと…
スーパータフ加工があらゆる料理に使用できることが分かります。

 内釜材質比較表


このように釜の材質によって特徴が異なるため、使用する用途に合わせて釜選びも変わってきますよね。
回転釜の購入を考える際などに参考してみてください。


<回転釜の製品情報はこちらへ>

<その他のお問い合わせはこちらへ>

Facebookで更新情報をチェック!