スービークッカーとは
技術部のロンです。
令和となって早くも２ヶ月が経過し、7月が始まりました。
梅雨時期が苦手な方もたくさんいらっしゃるかと思いますが頑張って乗り切りましょう！
さて、今回は厨房機器について製品一覧の新調理システムのページ内に掲載している「スービークッカー」を紹介していきたいと思います。
普段あまり聞くことのない製品名だと思いますが「真空調理用加熱器」という名前で呼ぶこともあります。
ところで「スービー」ってなんだ？と思われる方もいるかと思いますが、こちらはフランス語で「SOUS-VIDE」と呼ばれ低温真空調理の意味のことで、
低温真空調理とは従来の焼く・蒸す・煮るに次ぐ第４の調理法と呼ばれているものです。
上記の通り、真空調理用の加熱機器ということで、真空パック済みの食材の低温調理及び加熱・再加熱するための機器です。
スービークッカーは真空包装機とセットで導入するケースが多いです。
弊社のお客様ではセントラルキッチンで調理された真空パック済み食材をサテライトキッチン又はパントリー側で冷蔵保存し、再加熱するために設置されているケースも有ります。
パック食材であれば市販の鍋等で湯煎すれば充分なのではないかと考える方ががいらっしゃるかと思います。もちろん基本はそういうことなのですが、こちらのスービークッカー（SCW-350HD）を用いることでのメリットを上げたいと思います。
・正確な温度と時間の管理（30℃～98℃／0～99時間59分）
・槽内の循環ポンプにより湯温が均一（温度ムラ0.5℃以下）
・制御がマニュアル化されることで、個人差によるブレがなく安心して食事提供ができる。
・複数のメニューも同時に時間管理可能
・予熱機能による時間の効率化
・専用機なので他調理の妨げにならない（他調理でコンロが使える）
上記事項により安全で美味しい調理をすることが可能です。
必要な設備は給水（給湯）、排水、電源（100Ｖ又は200Ｖ）です。
以上、スービークッカーのご紹介でした！